2005年4月28日(木)17:00

フェアホイゲンEU委員:「EU憲法否決は世界の終わりではない」

ミュンヒェン(AP)

欧州憲法の否決は、欧州委員会のギュンター・フェアホイゲン委員の意見では、破局などではない。「一つのプロジェクトが最初の批准で成立しなくても、それで世界が終わるわけではない」と欧州委員会の副委員長を務めるフェアホイゲン委員は『ミュンヒナー・メルクーア』紙 Muenchner Merkur(金曜版)に語った。「私は今の時点で破局のシナリオを考えたりしないよう警告したい」。欧州統合は決して直線的に進んできたものではなく、常に山や谷や足踏みがあったのだ。にもかかわらずEUは推進力を失っていない。今の時点で、EU憲法が一ヶ国で否決された場合の代案を提唱しようとするのはナンセンスである。「2006年末に私たちは総決算を行い、その後の手続きを決めれば良い」、と委員は語った。

原題:Verheugen: ≪Aus≫ fuer EU-Verfassung kein Weltuntergang




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